こわさの正体
本当は親がこわかったんじゃない。
本当は人の目がこわかったんじゃない。
自分の人生に責任を持つことがこわかったんだ。
何があっても、受け入れる覚悟がなかっただけ。
何があっても、自分を等しく愛せる自信がなかっただけ。
周りのせいじゃない。
本音で責任を持って生きることは、
一見わがままに見えても、それが一番いいんだ。
だって、親の言われるがままにしてたら
責任は持たなくてもいいけど、
その分親が責任を持つことになるでしょ?
「この子を立派に育てなきゃ、私がだめだったことになる。」
っていう責任をずっと親に持たせることになるなんて、
そっち方が酷だね。
だから、私が私の選択に責任を持てばいいんだ。
すべての失敗に、すべての情けなさや未熟さに。